こだわり
マルサフーズの心
有限会社マルサフーズがある標津町は、北海道の東部、世界自然遺産知床と根室半島の中央部に位置し、根室海峡を漁場として江戸時代嘉永年間に鮭場所として拓かれた歴史ある秋鮭漁と天然ほたてなどを主力とする漁業、及び背後の広大な釧根台地でいたナム酪農業を基幹産業とする「国内有数の食糧供給基地」です。
24kmの洋上には、北方領土国後島の優美な姿が浮かび、厳冬期には流氷が押し寄せる世界最東端の地であるなど、厳しい生産と生活環境にありながらも、国内一級の風光明媚な地域でもあります。
弊社は、この厳しくも美しい日本最東端の「標津町」を創業地としたことに誇りを持ち、開拓魂を代々受け継ぐ生産者の心意気が詰まった豊穣の恵みを、最高の目利きと技術によって品質を絶対とした製品に深化させ、全ての皆さまの信頼を裏切ることなく、「郷土愛、品質、信頼」を“マルサフーズの心”として、日々邁進しております。
北海道知床・標津町とは
北海道の東、知床・標津町では厳しい気候により作られた地形、植物、動物たちが当たり前のように人間と共存しています。
広く生い茂る原生林の中に一歩足を踏み出せば、もうそこは非日常の世界。何千年もの時間をかけて自然に作られた景色、海霧により潤される湿原、冷涼な気候により海抜の低い台地に自生する高山植物…。
この現代では奇跡と言ってもいい光景が知床・標津町の自然の特徴なのです。
標津町を中心にちょうど両腕を出すように、左手に日本最後の秘境といわれる知床半島が、右手にはノサップ岬を先端とする根室半島が延びています。
正面はオホーツク海に面し、洋上わずか24km先には近くて遠い島国後島が、その大きな姿を見せています。
また、日本一の砂嘴(海岸から沖に出た砂の陸地)野付半島が本町を基部として延びているほか、背後に広大な牧場が広がる根釧原野を擁するなど、本町は風光明媚な地です。
古くからサケを中心とする漁業により開けたまちであり、現在でも豊かな海と大地を生かした「生産の町」として発展してきました。
最近の国際情勢や国内経済の動向を受けて、第一次産業は厳しい経営環境にあるものの、これらの問題や厳しい自然条件を克服し、漁業・酪農業とも比較的安定した経営を続けています。
「シベツ」の語源はアイヌ語で「サケのいるところ、大川、または本流」の意味です。
早くからサケ・マス、ホタテ等の増殖事業に取り組み、秋サケの水揚げは日本一を誇るまでになっています。
卸売について
弊社製品の大部分は、創業161年の海産物加工・製造・販売会社である「株式会社 加島屋」へ納品。同社の会社概要内主な仕入先には弊社がトップに記されております。
「札幌大助グループ」は、社長自らがマルサフーズへ足を運び、鮮魚取扱品を高く評価していただき、札幌市内の各お店でお取り扱いいただいております。
また、国際興業グループ富士屋ホテルにおかれましては、料理長の確かな目利きによってマルサフーズの新鮮な魚介類を仕入れていただいております。
小売について
はまなすサーモンやマルサフーズオリジナルのいくら、筋子、たらこをはじめ、干物やほたて、ほっきなど、熟練の職人による目利きと卓越した加工技術をもって、様々な美味しい新鮮魚介を主に小売販売しております。
また、これまでの水産加工品製造技術を活かした海鮮を具材にした“北の海鮮まん”やパンやおやきなどのスイーツも企画しています。
今後は、ご家庭でもより手軽にマルサフーズの味をお楽しみいただけるようウェブストアにて各商品を販売いたします。